自閉症とオキシトシン

近年、発達障害を持つ大人の患者数が急増しているというニュースをよく耳にします。 自閉症(ASD)やアスペルガー障害などいわゆる「コミュ障」という言葉が生まれたのもここ数年だと思います。 他にも"ボッチ""便所飯"といった言葉が生まれたのも最近ですよね。

昨年(2015年9月)、オキシトシンというホルモンが「コミュ障」の症状を改善したとの臨床研究結果を東大の研究チームが発表しました。 このことでオキシトシンの認知度が一気に高まったのでは無いでしょうか。#私もこのニュースで知りました。。

オキシトシンは視床下部などから分泌されるホルモンで、安心感や信頼感を育む作用があるとされています。 このオキシトシンを経鼻剤で連続投与したところ、自閉スペクトラム症中核症状が改善されたとのことです。

以下、マイナビニュースより抜粋
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今回の研究では、自閉スペクトラム症と診断された20名の成人男性を対象に、オキシトシン経鼻剤を毎日2回ずつ連続して6週間使用し、使用前と使用後に対人場面での自閉スペクトラム症中核症状や脳機能などを評価した。臨床試験は、20名の参加者をオキシトシン経鼻剤の使用期間に続いてプラセボ経鼻剤の使用期間を受ける10名と、その逆の順番(オキシトシン経鼻剤使用前にプラセボ経鼻剤を使用)で受ける10名に無作為に分けて行われた。

その結果、オキシトシン投与前後ではプラセボ投与前後に比べて、対人場面での相互作用の障害という中核症状の改善が有意に認められた。また、内側前頭前野と呼ばれる脳の領域の機能が改善し、この脳機能の改善が強い参加者ほど中核症状の改善効果も強く認められた。1回の投与で効果を認めた他者の友好性を理解する方法の改善と脳活動の改善については、連続投与でも概ね同じ程度の効果があった。
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http://news.mynavi.jp/news/2015/09/04/288/ より抜粋

現在は商品化に向けて女性や子供に対する安全性や有効性も確かめているとのこと。 実用化されれば世の中からコミュ障という言葉が過去のものになるかも知れませんね!


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